インビザライン矯正の失敗パターン10選!失敗しない対策方法を知ろう COLUMN

2024.10.31

インビザライン矯正の失敗パターン10選!失敗しない対策方法を知ろう

インビザライン矯正には治療計画が不十分だったり、歯科医の経験不足が原因で失敗するケースがあります。しかし、事前に適切な対策を取ることでそのリスクを減らすことが可能です。

今回はインビザラインの失敗例、またそれらの対策方法を詳しく解説していきます。

インビザライン矯正で
よくある失敗例

インビザライン矯正でよくある失敗例

1.出っ歯になった

インビザライン治療中に「出っ歯になる」ことがありますが、これは、マウスピースが適切にフィットしていない、またはアタッチメントの位置や使用を誤っていることが原因です。

また、日々の装着時間が不足していたり、治療計画が正確でなかった場合にもこうした問題が生じやすいです。

2.歯茎が下がって歯根が露出した

歯茎の退縮(歯茎が下がる)問題も、インビザラインで発生することがあります。これが起こる理由は、矯正の力が過度にかかり、歯を支える組織にダメージが及ぶためです。

また、口腔衛生が不十分な場合、歯周病が進行し、歯茎が下がる原因となります。

3.噛み合わせが悪くなった

インビザラインで噛み合わせが悪くなるケースも報告されています。これは、治療中に歯が計画通りに動かない場合や、適切な調整が行われなかった場合に発生します。

特に、噛み合わせをしっかりと評価せずに進めると、上下の歯がかみ合わなくなることがあります。

4.虫歯や歯周病になった

インビザライン治療中は、歯とマウスピースの間に食べ物やプラークが溜まりやすく、これが虫歯や歯周病の原因となることがあります。

特に、清掃が不十分だとリスクが高まります。虫歯や歯周病になると、矯正を一時中断することになり、治療が遅れることもあります。

5.ブラックトライアングルができた

「ブラックトライアングル」とは、歯茎が下がって歯と歯の間にできる三角形の隙間のことです。

インビザラインによる歯の移動に伴い、歯と歯の間にスペースができると、この隙間が生じることがあります。特に、歯の間に余計なスペースが生じると目立ちやすいです。

6.歯の正中線がズレた

歯列の中心(正中線)がズレることは、インビザライン矯正で生じる問題の一つです。これが起こるのは、計画された歯の動きが意図した通りに進まない場合や、片方だけがうまく矯正される場合です。

特に、装着時間が短かったり、アライナーが正確にフィットしなかった場合にズレが生じやすくなります。

7.想定よりも歯を削られた

インビザライン治療では、歯を削ること(IPR:インプロクシマルリダクション)が必要な場合があります。しかし、必要以上に歯を削ることで、治療に想定以上の時間がかかることがあります。

歯間に余計な隙間ができることで、マウスピースの効果が薄れ、治療期間が長引く原因になります。

8.治療期間が長引いた

治療期間が長引く原因は、患者自身がマウスピースを適切に装着しなかったり、虫歯や歯周病の治療のために中断せざるを得なかった場合です。

また、マウスピースの紛失や破損が原因で作り直す必要が生じた場合も、計画よりも治療が延びることがあります。

9.理想の歯並びにならなかった

理想の歯並びにならないケースもあります。これは、治療計画の立案時に適切なシミュレーションが行われなかったり、途中でマウスピースの装着が不十分だったことが主な原因です。

特に、矯正力が弱かった場合、歯が計画通りに動かず、治療結果に不満が生じることがあります。

10.後戻りした

矯正後の「後戻り」は、リテーナー(保定装置)を十分に装着しなかったことが原因です。インビザライン治療後は、一定期間、保定装置を使用する必要がありますが、これを怠ると元の歯並びに戻ってしまいます。

リテーナーを適切に装着し、矯正の効果を維持することが重要です。

インビザライン治療を成功させるためには、装着時間を守り、清掃を徹底すること、そして治療計画をきちんと立てることが重要です。また、矯正医との密な連携も欠かせません。

インビザライン矯正で
失敗しないための対策

インビザライン矯正で失敗しないための対策

インビザラインで失敗を防ぐためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。以下の5つの対策を行うことで、矯正治療を成功させる確率を高めることができます。

1.矯正器具の装着時間を守る

インビザラインの効果を最大限に発揮するためには、1日20〜22時間の装着が必要です。装着時間が不足すると、歯が計画通りに動かず、治療期間が延びたり、矯正効果が不十分になる可能性があります。

特に食事や歯磨き以外の時間は常にマウスピースを装着することが推奨されており、治療の進行をスムーズにするための重要なポイントです。

2.口腔ケアをきちんと行う

インビザライン矯正中は、マウスピースの装着により口内環境が変わりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、日々の口腔ケアが非常に重要です。

特に、マウスピースを装着したままの状態では唾液の循環が悪くなり、食べ物の残留物が歯に付着しやすくなります。歯磨きやフロスを丁寧に行い、定期的に歯科でクリーニングを受けることで、歯や歯茎を健康に保ち、矯正の失敗を防ぐことができます。

3.マウスピースを清潔に保つ

マウスピース自体の清潔さを保つことも、インビザライン治療の成功に欠かせません。汚れたマウスピースを使用すると、口内の衛生状態が悪化し、口臭や感染症の原因となります。

マウスピースは専用のクリーナーやぬるま湯で毎日洗浄し、石鹸や歯磨き粉などの研磨剤を使わないことが推奨されています。

また、定期的にマウスピースの状態を確認し、破損していないかチェックすることも重要です。

4.信頼できる歯科医院を慎重に選ぶ

インビザラインの治療は、歯科医師の経験や技術によって結果が大きく左右されます。特に、歯の動かし方や治療計画の立案は医師のスキルが重要です。

信頼できる歯科医を選ぶためには、インビザライン治療の症例数が多く、専門的な知識と技術を持つ医院を選ぶことが大切です。

治療前には、複数の歯科医に相談し、自分に合った計画を立てられるかどうかを確認しましょう。

5.リテーナーの装着を怠らない

インビザライン治療が終了した後も、リテーナー(保定装置)の装着を続けることが重要です。歯は矯正後も元の位置に戻ろうとする傾向があるため、リテーナーを適切な期間使用しないと歯並びが再度乱れる可能性があります。

一般的には、少なくとも治療期間と同じ期間リテーナーを使用することが推奨されていますが、歯科医の指示に従い、適切な装着を行うことが重要です。

インビザラインの成功は、日々の習慣や歯科医選びに大きく依存しています。

矯正器具の適切な装着や口腔ケアを徹底し、信頼できる歯科医を見つけることで、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

また、治療後もリテーナーをしっかりと装着し、継続的に歯並びを保つことが大切です。

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